膝 痛
膝痛の代表的な症状として変形性漆関節症があげられます。事故や怪我などのアクシデントを除けばほとんどのお客さまが該当しております。
｢変形性～｣というその名前から、関節の形状が変わってしまう恐ろしさを感じる方が多いと思いますが、要するに加齢や日常生活の動きの積み重ねで、膝の軟骨が磨耗して痛みが発生する疾患です。
しかし、軟骨が減ってしまうことそのものが痛みの原因ではありません。そもそも軟骨や骨には知覚神経はありませんから、減っても骨同士が接触しても痛みは感じません。その多くは膝周りの筋肉、腱、靭帯が発生源となっているんです。
膝関節を構成するパーツの微妙な位置構造の変化がそれらを支える筋肉、腱、靭帯に負荷が掛かり緊張による痛みが発生します。膝の｢凝り｣状態と言ってもいいでしょう。
痛みと相談しながらになりますが、膝を動かさなくなってしまうことは逆効果です。ウォーキングなど無理のない範囲で適度な運動をすることで筋力を保ち、ストレッチなどで可動域を確保することが大切です。
また膝を動かすことで、軟骨に栄養を供給する関節液が分泌されますので、自然治癒力もアップしてきます。今日実施して明日効果がでるわけではありませんが、痛み解消に向けて自ら実施できる手段の一つです。
